中国製。MITAKON 85mm/F2 改良バージョン!

私は、数年前に、中国製の実に怪しげな
85mm/F2中望遠レンズを手に入れていました。

     ρ(・д・*)これでしたが・・・


>中国製の一眼レフ用レンズ、MITAKON MC 85mm/F2をGETしてみました。
http://cameraphotoster.at.webry.info/201011/article_3.html

>MITAKON MC 85mm/F2で実写ーーO(≧∇≦)O
http://cameraphotoster.at.webry.info/201011/article_4.html



あの時のMITAKON MC 85mm/F2は、
21世紀になって発売されたとは思えないような
安っぽい品質のレンズでした。


「MC(マルチコーティング)」表記があるにも関わらず、
ガラス面全面にわたって、1950年代か?と思わせるような
激古のモノコーティングが施されていたり、
自動絞りではなく、マニュアル絞りであるにも関わらず、
絞り羽根枚数が僅か6枚であったり、
マウントの座版がよく光る銀色だったりしました。

また、新品という説明であったにも関わらず、
外装の仕上げが中古品のように汚く、
この手の
 (逆光気味の光線状況で人物写真等を撮影することの多い)
レンズにしては、レンズフードも付属していないのでした。


と、色々問題点のあった
MITAKON MC 85mm/F2でしたが、
実はその後、改良バージョンが発売されていたのでした。

MITAKON AMC 85mm/F2 というものです。

前タイプの問題点の多くがクリアーされておりまして、
これは非常に期待が持てる85mmレンズだと
言えると思います(^^ゞ

やれば出来るじゃないか、中国(^^)v



画像


これが、改良バージョンのMITAKON AMC 85mm/F2 です。

レンズに施されているコーティングは、
一見してマルチコーティングだとわかる輝きになりました。

鏡筒の黒塗り仕上げも、前タイプとは比べ物にならないほど
仕上げが綺麗で高級感があり、もちろん塗装の剥げ、
ムラ、キズなど一切ありません。

ガラス内部にゴミ落ちなども勿論ありません。
これこそ、まさに「新品クオリティ」というものでしょう。


ちなみにこの改良バージョンは
今もオークションサイトeBayで入手が可能です。

MITAKON 85mm で検索してみてください。


私はNikonマウント品を入手しましたが、
オークションページに記載されている商品説明の文章を、
一部コピー&ペーストして、下記に掲載してみました<(_ _)>


This brand new lens is carefully manufactured,
adopting military optical coating technology.
Metal lens barrel, mute aperture is more suitable for shooting.
It keeps the vertical incident ray of light,
the whole picture of bright, homogeneous and high contrast.
The maximum f-number is F2.0, 6 sets of 6 pieces lens,
11 layers coated and 10 pieces of aperture blades.

Using ultra precision CNC machine tools,
sophisticated material, high intensity, good operation stability.
It fits Nikon AI mount cameras.


Features:

Maximum f-number: F2.0
Minimum f-number: F22
Shooting Angle: 29°
Aperture Blades: 10 pieces
Focal Range: 85mm
Minimum Focus Distance: 0.85m
Lens Thread: 68mm
Length: 69mm
Filter Size: 55mm
Multi-coated: 11 layers
Color: Black
Weight: 446g
With self-contained lens hood
Material: Aluminum Alloy
100% Brand New




軍事用コーティング技術を採用し、注意深く生産された新品のレンズです。
周辺まで均一に明るく、高コントラストな画像が得られます。
光学系の構成は6群6枚構成、最高11層のマルチコーティングを施しており、
絞り羽根枚数は10枚です。

最短撮影距離85cm
フィルターサイズ55mm
重量446g
レンズフード内臓



ご覧のように、前タイプのウィークポイントは
払拭されております(^ー^* )♪

 (ただし、やはり自動絞りにはなっていない)





画像


「AMC」というのは、何の略なのだろう・・・・?
MCはマルチコーティングでしょうね。

軍事用コーティングを採用、と書かれているから、
ARMY?の略のA?とか思ったけど、
アーミーは陸軍の意味ですからねえ・・・違うでしょうね(;^_^A






画像


レンズ後群のコーティングの輝き。

光学系全体的には、
ミノルタのMD ROKKOR時代(1970年代終わり頃)の
コーティングの輝きに似た色をしている。

しかし、
ミノルタのコーティング技術がそのまま移植されている筈はないだろう。
ミノルタのコーティングが最高11層だったという話は聞いたことがない。
ミノルタのコーティングは、おそらく4~5層程度であっただろう。



ちなみに、マウントの座板が黒塗りになっている。
これも嬉しい改良だ。
ミラーボックス内で余計な乱反射が起きるリスクが回避されている。






画像


鏡筒の黒塗りの仕上げは非常に良い。
高級感がある。
前タイプと比べて、製造技術、品質管理は格段に向上したと言える。






画像


自動絞りではなく、常時設定した絞り値に絞り込まれたままになる
マニュアル絞りのレンズなわけだが(ここは変わっていなかったが)、
絞り羽根枚数は大幅に増やされた。
10枚羽根だ(前タイプは6枚)。
これは非常に素晴らしい。
絞りを絞り込んだ時、アウトフォーカス部のボケ味に
悪影響が(ボケが固くなるのが)出にくくなる。






画像


改良バージョンでは、レンズフードも内蔵された。
長さは十分に長いとは言えないが、まったく無いよりはマシだ。

前タイプはレンズフードが内蔵されていなかったが、
別途梱包に同梱されてもいなかった。

人物を逆光に近い光線状況下で撮影することが多い
この手の「ポートレートレンズ」には、フードは必須だ。

コーティングが改良されたこと、絞り羽根枚数が大幅増になったこと、
レンズフードが内蔵されたことは高く評価したい。





さあ、改良バージョンのMITAKON AMC 85mm/F2(Nikonマウント)で実写だ。

はたしてその結果は・・・

いささか発色が冷色であったものの、
絞り開放でもまずまず写りました。


カラーの発色は、画像ソフトで多少変更しています。

宜しければご覧ください<(_ _)>




以下、撮影データすべて共通

撮影年月日 : 2013年9月29日(日曜日)、自宅和室にて、くぶりん

使用カメラ : FUJI FinePix S5pro

使用レンズ : MITAKON AMC 85mm/F2

絞りF2開放
絞り優先AE(Avモード)
+露出補正あり
ISO200
.jpeg





画像







画像







画像













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この記事へのコメント

どり
2013年10月01日 07:44
MITAKON・・・メーカーは何処の国
なんでしょうか?日本メーカーを
もじってる様な気もしますが??
ボスの管理人
2013年10月01日 10:17
どりさん、おはようございます。
コメントありがとうございます(^人^)

以前に、私のブログにコメントを
下さった方からの情報提供によりますと、
MITAKON(ミタコン)という
ブランド名は、昔、日本の光学メーカー
三竹光学(ミタケこうがく)が、
ヨーロッパ等向けにレンズを輸出して
いた際、持ちいていた自社ブランド名
だったそうなんです。

つまり、経緯としては、
中国の光学メーカーが
MITAKONブランドの使用権を
購入したということのようですねえ。

ちなみに中国のメーカーは、
YASHICA(ヤシカ)ブランドの
使用権も買っていますね、数年前に。

私たち日本人にとって、既になじみが
無くなったブランド名でも、
どこかの外国では、まだそういった
ブランド名が支持され、シェアがある
ということなのでしょうね。

中国メーカーとしては、
そういった外国の消費者に全く
なじみのない(中国オリジナルの)
新ブランド名で市場に打って出るよりも、
日本のかつてのブランド名の使用権を
買い、自社製品に冠した方が商売に
なると思ったのでしょう。
2020年05月02日 11:11
三竹光学と瀋陽における国営映写機用レンズ会社の合資会社である瀋陽美徳康は美徳康MITAKON をブランドとした。
瀋陽美徳康は他の日本メーカーの中国工場と違う、できれば中国製材料を使用した。
経営契約の終了によって瀋陽美徳康は中一光学として民営化した。この間に不明点がある。中一光学はMITAKONのブランドを引き継いだ
ボスの管理人
2020年05月02日 13:35
なるほどなるほど、
ありがたい情報提供に感謝です(^人^)
最終的には、中国の中一光学が
MITAKONブランドの使用権を
獲得したということですよね。
中国製の材料にこだわっている
というところが「意欲的」とも感じます。

ですが、写りは外装ボロボロの
旧型の方が良いです。

改良バージョンの方は、切れが悪く、
カラーの発色にも、何かカブった
不透明さがあります。

旧型の時は、日本の光学材料で、
改良バージョンは中国の材料なんでしょうかねえ・・・

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